未来開拓倶楽部が迎える「次のステージ」へ
2025.10.07 ブログこんにちは。未来開拓倶楽部の3代目部長を務めております、吉野です。
このブログは、最近行われた幹部会で私がみんなに伝えた内容を、出席できなかった部員や、関係者の皆さま、
そして未来開拓倶楽部に興味を持ってくれたすべての方に向けて、
改めてお届けするものです。
拙い部分もあるかと思いますが、倶楽部の今とこれからを一緒に考えていくきっかけとして、どうか最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
■ それぞれのゼミ・プロジェクトが育ち、団体として“問い直される”タイミングに
私が部長に就任して以来、早くも1年が経とうとしています。
昨年度の冬から今年度の春にかけては、未来開拓倶楽部でいくつかの新しいプロジェクトが動き出しました。
また、既存のプロジェクトやゼミも成熟し、運営の引継ぎが行われたところもあれば、人手不足を解消したことで対外的な連携が増えて、自立し始めたところもあります。
それ自体はすごく誇らしく、部員それぞれの積み重ねが芽吹いていることにほかなりません。
でも、同時に、
「このままバラバラに走ってしまってもいいのか?」
「未来開拓倶楽部としての骨組みは今後どうなっていくのか?」
という不安や問いも、幹部の中から出てきています。
この揺れを、良い方向へ行かせるかどうかが、今の私たちに委ねられていると考えています。
■ “動きながら分かっていく”という倶楽部の強み
今年度、新しく副部長や幹部になったメンバーが「倶楽部の全体像をつかまないとどうにも進めない」と感じているのは、とてもよく分かります。昨年度の私もそうでした。
でも、こと未来開拓俱楽部にとっては、すでに一言で全てを説明できるほど単純なものではなくなっています。
一言では説明しきれない「複雑さ」こそが、
未来開拓俱楽部ならではの豊かさであり、誇るべき部分だと思っています。
加えて、私は未来開拓俱楽部をきっかけに社会人の方ともイベント・組織運営について議論することが増えましたが、
「学生の時間感覚」というものは社会よりもずっと刹那的で、変化も激しく、1年経てば変わらないことの方が少ない、とも感じています。
部長という立場でありながら、私自身その変化を追いきれず、分からないことだらけです。
それでも、だからこそ、一緒に“走りながら考えてくれる人”の存在が、本当に信頼できる仲間だとありがたく思っています。
副部長のみんな、幹部のみんな、ゼミ・プロジェクトに参加して支えてくれているみんなへ。
「すべてを理解しながら動く」のではなく、今こそ「動きながら理解しあえる」チームとして、
どうか完璧でなくても、心から一緒に、倶楽部の未来を考える時間を持たせてください。
■ この夏は、“未来の骨格”を整える大切なシーズン
新歓が一段落して、夏休みを迎えるまでのこの時期。
夏は、学生にとって思い思いの過ごし方ができる解放的な季節で、後期に向けての節目ともなる大切な時期です。
その前の今こそ、倶楽部の軸や良さを整理し、次のフェーズに移るには最適だと捉えています。
議事録や過去の活動を振り返っていると、部員が言葉にできていない「魅力」や「文化」がまだまだたくさん見つかります。
土屋先生とお話していて、「これまで関わってきた学生が、実際はのべ1000人を超えているのでは」という話題も出ました。
これを、きちんとデータや情報として示すことができれば、倶楽部の社会的な信頼性や説得力はさらに高まります。
人数は、ただの達成目標やノルマとして設けるのではなく、
「学生団体としての規模の担保」や「信頼の土台」として、協賛先や資金調達の面で可能性を広げます。
各ゼミ・プロジェクトでバラバラに活動するよりも、提案・実施できる企画の規模や幅を広げることにもつながるでしょう。
私が数字をノルマではなく、”届けたいものを届けるための武器”としてとらえられるようになったのは、
昨年度、国の海外派遣プログラムへの採択などを通して、全国から集まる活動的な学生と交流したからこそです。
倶楽部には、確かな魅力や文化、歴史があるからこそ、人が集まる。
「未来開拓倶楽部」という名前を、ただの(よく怪しいと言われる(笑))団体名ではなく、
ゼミ・プロジェクトに関わるみんなの“居場所”として再定義していきたい。
具体的な活動の様子や、【幹部のつぶやき】として、未来開拓倶楽部のHPやSNSで魅力を発信し直すことでも、新しい仲間との出会いへとつながっていくはずです。
今年度の新歓では、8割以上がInstagramの告知から参加し、投稿の閲覧数も多くが1000を超えていました。
単純には説明できない倶楽部だからこそ、一つ一つの活動を公に発信していくことが、より深い、広い関係を築くことにつながると感じています。
■ 1000人が関わる倶楽部を、ちゃんと“見える形”に
改めて、未来開拓倶楽部の運営は一人の力では決してできないことだと感じています。
副部長やゼミ長・PJ長の幹部をはじめ、あらゆる立場の仲間が、それぞれの仕方で倶楽部を支えてくれています。
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一穂の丁寧なSNS発信は、倶楽部の今を可視化し、外との信頼関係を強めています。
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あやかは動画編集を通して、より柔らかく、感性に訴える発信の可能性を拓こうとしています。
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りくおくんは、渉外・社会人対応の最前線に立ち、倶楽部の「顔」として大切な役割を果たそうとしてくれています。
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翔太さんは、心理ゼミの知見を活かして、コミュニティ設計の視点から組織に新たな風を吹き込んでくれています。
ここでは副部長の名前を挙げさせていただきましたが、ブログの記事としては載せきれないほど多くの仲間が、未来開拓倶楽部を支えてくれています。
今まで倶楽部が続いているのは、ひとえに副部長・幹部・ゼミ・PJ運営メンバーの皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
普段は直接感謝を伝えきれないので、この場を借りてお伝えさせてください。
■ ご協賛・ご連携いただいている皆さまへ
いつも温かく活動を支えてくださる皆さまへ、
私たちの活動を温かく見守っていただき、本当にありがとうございます。
至らない点も多々あるかと存じますが、未来開拓倶楽部は「未来を開拓する学生の挑戦の場」として、北海道から全国へと学びと挑戦の輪を広げようとしています。
皆さまとのつながりがあってこその今であり、これからの一歩です。
今年度より、ようやくInstagram等での発信を拡充できるようになり、
普段の活動を一部ながらご覧いただく中でフィードバックをいただけておりますこと、大変励みになっております。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
■ 最後に:この倶楽部に、人生で出会えてよかったと思えるように
私は入学とほぼ同時に未来開拓俱楽部へ所属し、大きく人生が変わったと感じています。
高校時代までのくすぶりを好きなだけ昇華できる貴重な居場所として、
そして自分の苦手を認識し、とことん向き合う修行の場として。
卒業した先輩方が「ここに関われてよかった」「卒業する前にここに関わりたかった」と言ってくださったとき、改めてその重みを感じました。
北海道にいながら、全国や世界とつながり、動き出せるこの倶楽部で。
これからも、一緒に“未来を開拓”し、創っていくことができたら嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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