【幹部のつぶやき】釧路に突き動かされた道産娘の3日間

2024.10.14 ブログ

副部長の吉永です。現在、高速バスの車内でこのブログを書いてます。というのも、いま現在、10月12日〜14日の道東PJ大遠征の最終日、絶賛札幌への帰路なんです。いますぐにこの感動を誰かに伝えたくて、興奮冷めやまぬままブログを書いてます。

すごく長くなりそうなので、まずは旅の感想を端にまとめると、「挑戦するなら、道東」でした。なんだか、札幌でチャレンジする大人よりも、生き生きと挑戦しているような印象を受けたんです。それは、道東のいい意味で小規模な街のつくりと、密接なコミュニティと、広大な土地によって、「街を盛り上げるために、誰でもなんでも協力しあう」ことが実現できているからだと、思います。

そもそも道東PJとは?

今年1月に正式に発足したこのプロジェクト。

道東に実際足を運んで、感じて、学んで、新しいものを創る。それも道東のキーパーソン達と。
北海道って一括りにしてしまいがちですよね。特に北海道外から来た人は。ぜひ気候も人柄もあるものも違う道東を一緒に経験して、盛り上げていきませんか?

というのが活動紹介ページの記載です。

で、何するの?って、わたしも思ってました。道東って、自然は綺麗だし、食べ物は美味しいけど、札幌の学生に、道東を盛り上げることなんかできるのか、、と。

正直、私は一次産業のイメージしかなく、自分がそこで何かする想像がつかなかったんです。

結論から述べると、私は道東でなにかやりたくなりました。移住してもいいな、と思えるくらい、最高の土地だったんです。

今回の道東大遠征では、札幌の学生9名と釧路の学生3名、計12名が、「釧路班」「斜里町班」「ガチサバイバル班」の3班に分かれて、それぞれ現地の方に案内していただきました。

私は釧路班で、釧路で企画プロデュースやブランディング業を行う、一般社団法人ドット道東様にご案内いただき、様々な釧路の企業様にお会いしてきました。その中で感じたことを、つらつらと書き連ねようと思います。

地方に生きる人の豊かさを見つけた

「豊かさ」といえば、なんでも手に入る、便利な暮らしを想像する方が多いと思います。もちろん、札幌や東京などと比べると、道東にそういった経済的な豊かさはありません。しかし、経済的な豊かさ=幸せ、でしょうか。

釧路を案内していただいたドット道東の中西さんは、元々関東で仕事をされていた方でした。大きな組織で稼がれていた中西さんが、生まれ故郷の道東に戻ってきて活動を始められて、地域の人に中西さん自身が必要とされる、小さなまちだからこそ人ひとりが与えられる影響力が大きい道東に、東京では得られない幸せの尺度があると、仰っていました。

なんでも手に入る都会は、モノが行き届き、経済が周り、ヒトが飽和し、どこかに競争社会を感じます。そうではない道東で活躍されている方々は、地域を盛り上げたい、よくしたいという想いをもって挑戦する人同士が繋がり、地域の人に応援されている、「人脈の豊かさ」が尋常ではないと感じました。

あと、中西さんが「寒さを凌ぐ術とか、道東で生きていくための生活の知恵を、地域の方から教わり、知識の豊かさが幸せに感じるようになった」とおっしゃっていたのも印象的でした。

挑戦するなら都会より道東

本当に、何かやりたい学生、コミュニティ関連で挑戦したいビジネスがある学生、一次産業で試したいことがある学生など、道東に行ったほうがいいと思います。

ドット道東さんのホームページより引用しますが、これを3日間でものすごく強烈に感じたんです。

道東には、ローカルには、
たくさんの課題があります。
人は減る。お店も減る。熱量が減る。
しかも課題は、加速度的に増えていく。

だからこそローカルで、
熱意のある人は目立つ。
新しいものを生み出すスキルは、より輝く。
私たちのまわりには、
そんな存在があふれています。

小さなアイデアや可能性に、火を灯す。
人やスキルを集めて、
もっともっと、大きな力へ。
道東にある点と点をつなぎつづけて、
いま、あたらしい輪郭が見えてきました。

私たちだけじゃない。
この地域にいる、ひとりひとりの
理想が実現したら。
誰もが、恥ずかしがらずに
夢を語れる場所になったら。
道東はもっと、豊かになっていく。

引用元:わたしたちについて(.DOTO|一般社団法人ドット道東)

わたし自身も、道東に移住、いいかも、なんて思ってるほどです。本当にお会いした皆さん最高だったんです。伝われ、この感動、、、

でもやっぱり自然が最高

ここまで自然や景観にあえて触れてこなかったですが、やっぱりそこは最高でした。私自身、江別市という田舎の町に住んでおり、のどかな景色は暮らしに欠かせません。そして、駆け出しながらWebデザイナーをやっている身として、釧路は絶対にクリエイターが好きな街です。写真も十分綺麗ですが、写真では伝わらない壮大さをぜひ味わいに釧路に来てください。なんなら私の知り合いは、今度一緒に行きましょう。(笑)

釧路湿原の細岡展望台からの夕日

元町青年団の相原さんにご案内いただいた旧釧路臨港鉄道の踏切

幣舞橋からの夕日

道東大遠征の報告会イベントやります

この道東PJは、今後、わたし吉永が代表として活動していくことになりました。そして、この遠征を「楽しかったね」で終わらせない!ということで、報告会&交流会を11月中旬に行います!昨日思い立ったので、日時も場所も内容も未定ですが(笑)、道中で触れた道東の食べ物やお酒を囲みながら、この遠征の報告と今後の道東プロジェクトの方針を発表したいと考えています。乞うご期待!

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