【幹部のつぶやき】第3回函館遠征を終えて-私、PhDの締め師になります
2025.12.03 ブログこんにちは。未来開拓倶楽部副部長をやらせていただいております、北海道大学水産学部海洋生物科学科2年の相場陸央と申します。函館PJによる3回目の遠征に行ってまいりました。今回はその内容について書き残したいと思っております。函館から札幌に向かうバスの車内で興奮冷めやらぬまま書いたので拙い部分も多いと思いますが、読んでいただけると幸いです。
11/28(金)
金曜日の授業が終わり、期末で寝不足な目をこすりながら函館行きのバスへと向かう。 意識が切れ、気づいたら函館アリーナ前。 未来開拓倶楽部の心理ゼミメンツ3人(筆者、あいり、吉川くん)で深堀に向かう。
家につくと一穂(開拓倶楽部副部長)とゆり(HMcC会計)と土屋先生(我らが顧問)がカップ麺とドーナツを用意していました。 外が異様に寒かったのですごく温まる。(風の影響かな) その後、男子部屋・女子部屋に分かれて就寝。
11/29(土)
7時前に土屋先生が起こしてくださり朝温泉に入ります。 家から歩いて5分もかからない場所にある。
「気持ちのいい朝が今日の活力になる。」
朝ごはんはハセガワストアの焼き鳥弁当。 ハセストはその場で焼き鳥(という名の豚肉)を焼いてくれます。

写真1:ハセガワストアの焼き鳥弁当
その後、土屋先生に案内されたのは、「函館のこれからを担うスタートアップ100社を輩出するようなインキュベート施設」。 AQSimの佐々木さんのオフィスで、大人の方々と面会。税理士、司法書士、会計士、弁護士などの方々を紹介していただき、学生は開拓倶楽部のメンバーとISARIBI WITH、はこだて未来大学の人集合で自己紹介。
最近気づきました。自己紹介って面白い。
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私個人的に、函館でスタートアップをやる意味は、「松前藩〜開港〜港町としての成熟、そして人口減少」という最高の場所でこそ生まれると思います。 それにプラスして北海道大学函館キャンパスという学問の結晶、スタートアップに対する行政のネットワーク、豊かな水産資源、さらに活発になってきている町おこしにこそあると思います。 (町おこしでいうと、南茅部の昆布を使った新しいお店、まちかど水族館、ストリートアートなどが代表であると思います。)
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その後は、土屋先生の旧来のご友人である越知さん(Ochify CEO、ゲーム業界一筋)とともに路面電車一日乗車券を使い倒す。
JRA函館競馬場に行き、競馬のお金の派手な動き方と設備に圧倒される。 片や、メンバーの4人/7人がラッキーピエロ初(なんなら函館初)なので、本町店に向かうがお目当てのメニューがなく仕方なく函館駅前店に。 チャイニーズチキンバーガーめっちゃおいしいが、会長(誰?)大好きラッキーエッグバーガーもおいしい。

写真2:越知さんですinラッキーピエロ
ラッキーピエロは内装が面白くて好きです。各店舗それぞれに特色もあります。
その後、あいり(心理ゼミ統括)からのご所望で、函館市熱帯植物園へ。 植物園だが、温泉に入るニホンザル(Macaca fuscata)が見られる。
他の猿より一回りでかいサルが餌を優先的に食べていた。それ以外はフラットに喧嘩せず食べていた。ただ、完全にはボス猿かどうかは分からなかったので、生態学を学ぶはしくれとしては不甲斐なくて仕方ない。 餌をやると、見事なキャッチとパフォーマンスをしてくれる。ファンサなのか、はたまたパブロフの犬だろうか。
中に入ると大きなオオギバショウ(Ravenala madagascariensis)が!
こいつ和名バショウなのに、ショウガ目(Zingiberales)の仲間なんだよな……。
他にも、マンゴー、ライチ、アーモンドなどの身近な種や、どう考えてもふざけているフトモモという木があった。(フトモモ科(Myrtaceae)の植物はマジで存在します)

写真3:オウギバショウ
まるで反復横跳びするように電車を乗りこなし、さらに函館駅で牧さん(元宮崎のテレビ局の会長、テレビ業界一筋)と合流し、今日の目玉イベント、クリスマスツリー点灯式&花火大会へ。
(なんと協賛がJRA単独! まさかここで繋がってくるとは……)
点灯を今か今かと待ち望む期待の塊がうごめく。
この熱気はどの地域にも負けないだろう。
ついた瞬間、おおっ、という歓声。
そして上がる打ち上げ花火。数十分に詰め込まれた贅沢な時間。
迫力。いつのまにか色が変わっているツリー。どれを切り取っても絵になる。
が、百聞は一見にしかず。みろ!
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余韻に浸りながらも、函館移行した水産学部の先輩方&点灯式のメンツで「いか太郎」で夕食。 会話が弾む弾む。そこで出た、牧さんの地元の秘伝の締め方、「津本式」の話。
これが俺の感情をここまで突き動かすとは。
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筆者は函館の荒れ狂う環境変動を生きる水産物を愛している。それは筆者の好きな生態学・分類学・資源動態のユートピア。 それと同時に水産が盛んな南国鹿児島出身であるので、「このブリ生臭いな」とか「水産物の締め及び品質維持はどうなっているのか」と考えてしまう。色々な障害はあるのだろうが、どうにかならないものか……
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その時、俺に電流が走った。
「この昔ながらの職人技術と、PhDレベルのサイエンスの再現性が合わされば、とんでもない付加価値を産むのではないか」
つまり、職人の技術を科学し、種ごともしくは個体ごとに最適化した締め方を行うことができるのではないか。 さらに、自分の興味分野の生態学・分類学・資源量動態から数年後の主要魚種の組成の予測や未利用水産物の開拓につながるのではないか。 さらにK値(鮮度指標)や甘味成分の濃度から熟成および鮮度管理ができるのではないか。
アイデアが湧いてきた。
(開拓倶楽部の先輩方はこうやって自分のやりたいことを紡いだのだろうか。)
そうしたら早速土屋先生、越知さん、牧さんと話しながら深めていく。 そして、偉大な水産学部の先輩方、共生さん、北浦さん、船橋さん、向井さんと夜まで語る。(in山岡家)
ワクワクが止まらない。
とりあえず今日、宣言した。「私、PhDの締め師になります」


写真4、5:いか太郎さんでの夕食。函館だからこそ食べられる新鮮な魚介類が美味。

写真6:山岡家with偉大な先輩方
最後に
皆最初は目的がないかもしれない。それは非効率かもしれない。もしかしたら、失敗して無駄になるかもしれない。 それでもなんかやることに価値があるのかもしれない。
このブログ読んでくれたそこのあなた、内向的外向的・オタクミーハー・インドアアウトドア問わず、様々な関わりが生む化学反応の世界へようこそ。 最初は遊びから物事は始まると思う。
とりあえずいってみっが!
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